謙虚に努力せよ『六つの精進』
もちろん名前は知っているが、何をした人か、どのような教えを説いている経営者かは知らなかった。
稲盛和夫氏。
教えを素直に聞けない自分はすれてしまっているダメな奴だとは思うが、ひとまずこの方の考えは知りたいと強く思いました。
『六つの精進』の著者
著者は稲盛和夫さん。
本書は、2008年7月17日に行われた「盛和塾全国大会」での講和をもとに編集を加えた内容。
1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、 84年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年2月より日本航空会長に就任。京都商工会議所名誉会頭。ス ウェーデン王立科学技術アカデミー海外特別会員。ワシントン・カーネギー協会名誉理事。全米工学アカデミー海外会員。1984年には稲盛財団を設立し理事 長に就任(Amazon著者紹介より)
https://www.kyocera.co.jp/inamori/
目次
1章 誰にも負けない努力をする
2章 謙虚にして驕らず
3章 反省のある毎日を送る
4章 生きていることに感謝する
5章 善行、利他行を積む
6章 感性的な悩みをしない
『六つの精進』を読んでのアクション
六つの精進
一、誰にも負けない努力をする
二、謙虚にして驕らず
三、反省のある毎日を送る
四、生きていることに感謝する
五、善行、利他行を積む
六、感性的な悩みをしない
あなたは自分では一生懸命働いているといっているけれども、そんな働き方では不十分です。もっとまじめに、もっと一生懸命に働かなければ、会社も人生でもうまくいきません。そういう意味で、私は「誰にも負けない努力をする」という表現をしているわけです。
一生懸命に働く、誰にも負けない努力をするのは、この世に生きるものの当然の義務であり、その義務から逃れることはできないと、私は思います。
P23
悪くとると、長時間働け!とも取れてしまって、経営者にうまく使われる会社員の画が浮かんでしまうところはあって、今の時間とは合わないかも。。。とは思ってしまったが、書いてあることに異論は全くない。
引用
今からお話する「六つの精進」を毎日実践し続けていけば、自分の能力以上のすばらしい人生が開けていくのではないかと思いますし、事実、私自身はそのようにして人生を歩んでまいりました。(P9)
あなたは自分では一生懸命働いているといっているけれども、そんな働き方では不十分です。もっとまじめに、もっと一生懸命に働かなければ、会社も人生でもうまくいきません。そういう意味で、私は「誰にも負けない努力をする」という表現をしているわけです。
一生懸命に働く、誰にも負けない努力をするのは、この世に生きるものの当然の義務であり、その義務から逃れることはできないと、私は思います。(P23)
成功する人とは、うちに燃えるような情熱や闘争心、闘魂を持っていても、実は謙虚で控えめな人なのです。(P40)
失敗は、反省したら忘れなさい(P88)